■第4分科会 講評 岩崎 高治((株)ライフコーポレーション)
最初の菱食さんの冷凍食品に関する分析、提案ですが、冷凍食品はご存知のように昨年1月末の中国産冷凍餃子事件以降、業界全体が苦戦しているわけですが、当社もごたぶんに漏れず厳しい状況にあるという中で、どういうカテゴリーが問題で、販促に何か問題があるのではないかという仮説のもと分析をしていただいた結果、弁当と惣菜が悪い、それから販促の仕方がちょっと弱いんじゃないですかというご提案をいただいたわけです。
もう1点、菱食さんのお話の中で非常に面白かったのは、店別の弁当PI値についての切り口ですが、うちの首都圏の店別PI値を見た上で上位店舗にくるのはどういうことなのかということで、都道府県別の給食実施率という神奈川県は12.7%と低い、だから弁当、惣菜が売れるのはないかという仮説をたてていただきました。実は大阪の方でも同じような提案をいただいたのですが、大阪も同じように給食の実施率が低いということで、メーカーさんは当然こういうお考えがあって販売政策をもたれているのかもしれませんが、小売り側にとってはあまりない考え方だったので、こういうことを踏まえた上で店別の棚割等々に生かしていけばもっと売り場もよくなるのかなと思いました。
2つめのキリンビールさんのご提案は盛りだくさんで、5点ほどの提案が含まれていたと思います。新ジャンルは350mlは売っているけれど500mlは売りが弱いよということでした。実はこれは近畿圏でもあるメーカーさんから「500mlのビールの売り込みが弱いんじゃないですか」というご提案をいただいていまして、これはライフの東西の共通の問題点として明らかになったのかなと思っています。それから何より今回のキリンさんのご提案についてキリンカップにひっかけてワールドカップの最終予選でキリンフェアーをやろうということで、これは商品部からの発信も非常に強くて、私の口からも店長連絡会等で「今度キリンカップをやるから徹底的にやろう!」ということで、実は母の日や父の日と同じように、もしくはそれ以上に店舗側は盛り上がって、関連販売や売り場作りに力を入れて売り場の展開が非常に上がったという企画でした。それから日本ミルクコミュニティーさんは、コープこうべさん向けの牛乳のご提案をされていましたが、PI値の高い商品だけに非常に難しい点だと思うんですが、この発表を聞いて当社としても非常に参考になる点がありました。それからもう一点の気づきという点では、成分調整の牛乳をどうするのかという問題です。実は今日の発表を聞いて良かったなと思うのは、分析の中で組合員さんがどうしてすっきり牛乳を買われるのかという意識調査をしていただいていたという点です。やはり自分たちのPOSデータのみならず、組合員さんのお声を聞いた上で判断していかなくてはいけないなということに改めて気づかされました。
それから北日本フードさんのコープさっぽろさん向けの浅漬けの漬物のカテゴリーについてですが、まず最初に素晴らしいなと思ったのは2004年から毎年2桁以上の伸びをされているということです。見ていて面白かったのはコープさんが2008年にアイテム数を28減らされた一方で他の企業は24アイテム増やしたという、まさにカウンターということになったんだと思いますが、このへんについてはまた個別に情報交換をさせていただけたらと思います。
最後の日本アクセスさんは本当に素晴らしいと思いました。PADというメニュー検索データとPOSデータで購買動機と結果は違うので、このところをしっかり分析しようということのご提案だったと思います。、仮説をたててやってみても必ずしも上手くいかないとろがまた難しいところだと感じました。世の中全体が非常にデフレになって、一品単価が上がらないという中で、一品でも多く買っていただくということに我々も苦戦をしているところですが、その中で関連販売が重要になってくる中で、勘とと経験で関連販売をするのではなく、メニュー検索データとPOSデータを合わせるという中で、仮説をきちんと作ってやっていくということが非常に参考になりました。
最初の菱食さんの冷凍食品に関する分析、提案ですが、冷凍食品はご存知のように昨年1月末の中国産冷凍餃子事件以降、業界全体が苦戦しているわけですが、当社もごたぶんに漏れず厳しい状況にあるという中で、どういうカテゴリーが問題で、販促に何か問題があるのではないかという仮説のもと分析をしていただいた結果、弁当と惣菜が悪い、それから販促の仕方がちょっと弱いんじゃないですかというご提案をいただいたわけです。
もう1点、菱食さんのお話の中で非常に面白かったのは、店別の弁当PI値についての切り口ですが、うちの首都圏の店別PI値を見た上で上位店舗にくるのはどういうことなのかということで、都道府県別の給食実施率という神奈川県は12.7%と低い、だから弁当、惣菜が売れるのはないかという仮説をたてていただきました。実は大阪の方でも同じような提案をいただいたのですが、大阪も同じように給食の実施率が低いということで、メーカーさんは当然こういうお考えがあって販売政策をもたれているのかもしれませんが、小売り側にとってはあまりない考え方だったので、こういうことを踏まえた上で店別の棚割等々に生かしていけばもっと売り場もよくなるのかなと思いました。
2つめのキリンビールさんのご提案は盛りだくさんで、5点ほどの提案が含まれていたと思います。新ジャンルは350mlは売っているけれど500mlは売りが弱いよということでした。実はこれは近畿圏でもあるメーカーさんから「500mlのビールの売り込みが弱いんじゃないですか」というご提案をいただいていまして、これはライフの東西の共通の問題点として明らかになったのかなと思っています。それから何より今回のキリンさんのご提案についてキリンカップにひっかけてワールドカップの最終予選でキリンフェアーをやろうということで、これは商品部からの発信も非常に強くて、私の口からも店長連絡会等で「今度キリンカップをやるから徹底的にやろう!」ということで、実は母の日や父の日と同じように、もしくはそれ以上に店舗側は盛り上がって、関連販売や売り場作りに力を入れて売り場の展開が非常に上がったという企画でした。それから日本ミルクコミュニティーさんは、コープこうべさん向けの牛乳のご提案をされていましたが、PI値の高い商品だけに非常に難しい点だと思うんですが、この発表を聞いて当社としても非常に参考になる点がありました。それからもう一点の気づきという点では、成分調整の牛乳をどうするのかという問題です。実は今日の発表を聞いて良かったなと思うのは、分析の中で組合員さんがどうしてすっきり牛乳を買われるのかという意識調査をしていただいていたという点です。やはり自分たちのPOSデータのみならず、組合員さんのお声を聞いた上で判断していかなくてはいけないなということに改めて気づかされました。
それから北日本フードさんのコープさっぽろさん向けの浅漬けの漬物のカテゴリーについてですが、まず最初に素晴らしいなと思ったのは2004年から毎年2桁以上の伸びをされているということです。見ていて面白かったのはコープさんが2008年にアイテム数を28減らされた一方で他の企業は24アイテム増やしたという、まさにカウンターということになったんだと思いますが、このへんについてはまた個別に情報交換をさせていただけたらと思います。
最後の日本アクセスさんは本当に素晴らしいと思いました。PADというメニュー検索データとPOSデータで購買動機と結果は違うので、このところをしっかり分析しようということのご提案だったと思います。、仮説をたててやってみても必ずしも上手くいかないとろがまた難しいところだと感じました。世の中全体が非常にデフレになって、一品単価が上がらないという中で、一品でも多く買っていただくということに我々も苦戦をしているところですが、その中で関連販売が重要になってくる中で、勘とと経験で関連販売をするのではなく、メニュー検索データとPOSデータを合わせるという中で、仮説をきちんと作ってやっていくということが非常に参考になりました。
■第4分科会 講評 中村 博氏(中央大学)
私は最後の日本アクセスさんの話が面白いなと思って聞かせていただきました。POSデータというのは結果データですから、対前年比がどうだったこうだったというのは去年の話、あるいはその前の年と比べているということですので、必ずしも明日それが通用するかどうかは分からないという危なさも秘めているのがPOSデータかなと思います。先程のクックパッドとか、メグさんのような会員の方にちゃんと気持ちを聞くとか、そういうアプローチとPOSデータの情報を一緒にやっていくと、かなり深みのある仮説と提案ができるのではないかと思います。
特にクロスマーチャンダイジングはデータ分析をすると、大体当たり前の結果しか出てこないんです。ただ、それはお店の方がやられたアクションかもしれないということで、消費者はそれに応じているだけです。ハーバードビジネススクール当たりでは真のマーケティングということで今、研究が始まっているのですが、要するに言葉で自分の欲求を表すことはできないわけです。買うときはだいたい直感で選んでしまうのです。ブランドにこんな効用があって、それぞれのいいところ悪いところを比較して、きちんとしたブランド選択をしていないのではないかというような報告もされています。ですから先程のクックパットなどの他のデータも付加することで消費者の気持ちを吸い上げて、それをPOSデータと一緒に検証していくということで、もっと面白い仮説が出てくるのではないかという感想を持ちました。
私は最後の日本アクセスさんの話が面白いなと思って聞かせていただきました。POSデータというのは結果データですから、対前年比がどうだったこうだったというのは去年の話、あるいはその前の年と比べているということですので、必ずしも明日それが通用するかどうかは分からないという危なさも秘めているのがPOSデータかなと思います。先程のクックパッドとか、メグさんのような会員の方にちゃんと気持ちを聞くとか、そういうアプローチとPOSデータの情報を一緒にやっていくと、かなり深みのある仮説と提案ができるのではないかと思います。
特にクロスマーチャンダイジングはデータ分析をすると、大体当たり前の結果しか出てこないんです。ただ、それはお店の方がやられたアクションかもしれないということで、消費者はそれに応じているだけです。ハーバードビジネススクール当たりでは真のマーケティングということで今、研究が始まっているのですが、要するに言葉で自分の欲求を表すことはできないわけです。買うときはだいたい直感で選んでしまうのです。ブランドにこんな効用があって、それぞれのいいところ悪いところを比較して、きちんとしたブランド選択をしていないのではないかというような報告もされています。ですから先程のクックパットなどの他のデータも付加することで消費者の気持ちを吸い上げて、それをPOSデータと一緒に検証していくということで、もっと面白い仮説が出てくるのではないかという感想を持ちました。
